医療過誤でよく問題となる論点として、CTやMRI画像に病気の兆候が示されているのに病院が見落として死亡もしくは重症化したという主張があります。
私が担当した事案ではありませんが、最近検討した事案がありますので紹介します。
東京地裁平成23年3月24日判決です。
この事案では、論点が多岐にわたっていますが、画像(CT及びMRI)の読影との関連では、論点は原告の耳下腺腫瘍が悪性のものと判断して被告病院の担当医師らに、悪性腫瘍全摘術を行うべき注意義務があったかどうかという点が問題になりました。
医療過誤でよく問題となる論点として、CTやMRI画像に病気の兆候が示されているのに病院が見落として死亡もしくは重症化したという主張があります。
私が担当した事案ではありませんが、最近検討した事案がありますので紹介します。
東京地裁平成23年3月24日判決です。
この事案では、論点が多岐にわたっていますが、画像(CT及びMRI)の読影との関連では、論点は原告の耳下腺腫瘍が悪性のものと判断して被告病院の担当医師らに、悪性腫瘍全摘術を行うべき注意義務があったかどうかという点が問題になりました。